オーディオマニアとして(その呼称・その1)
何者か、と問われれば、オーディオマニアと答える。
いまはオーディオマニアといっているけれど、
ずいぶん昔には音キチという呼称もあった。
オーディオマニアの「マニア」の部分を嫌う人はオーディオファイルを使ったりする。
レコード演奏家という呼称もある。
ほんの一時期ではあるが、ステレオサウンド誌上に「オーディスト」なる呼称も登場した。
幸いにもいまでは使われなくなっている。
オーディストについては、別項で書いているのでそちらをお読みいただきたい。
誰がどんな呼称を気に入って使おうと他人があれこれいうことではない。
オーディスト以外であれば。
私はオーディオマニアを使う。
音キチと呼ばれてもいいと思っている。
けれど、だからといってHi−Fiマニアと呼ばれるのは抵抗を感じる。
オーディオに関心のない人、もしかすると関心をもっている人でも、
オーディオマニアとHi−Fiマニアは呼び方の違いだけで同じと思っているだろうが、
私の中ではオーディオマニアとHi−Fiマニアは、同じところはあってもはっきりと違うところもある。
だから、あくまでも私はオーディオマニアである。