「正しい音とはなにか?」(映画「セッション」)
一月に、WHIPLASHという映画のことを知った。
凄い映画という評判を知った。
アメリカでは既に公開されていて、AppleのMovie Trailersで予告編をさっそく見た。
当り前だが日本語の字幕はないので、予告編を見たといっても、
こまかなところまでわかったわけではないけれど、
凄いというウワサがどうも本当のようだ、ということは伝わってきた。
とにかく、これが今年もっとも観たい映画の一本となった。
WHIPLASHとは、鞭紐、鞭打ちという意味である。
邦題は「セッション」となっている。
原題のWHIPLASHでは、何の映画なのか伝わりにくいところがある。
だから、「セッション」としたのは理解できなくはないが、
セッション(session)としたことで、この映画を観ようとする人に対して、
やや違う方向に誘導してしまうところがないわけでもない、とも思う。
4月17日から公開になっている。
まだ観ていない。
にも関わらず、ここで「セッション」について書いているのは、
原題のWHIPLASHが意味するところが、「正しい音」と深く関係してくるような予感があるからだ。