Noise Control/Noise Designという手法(その2)
SN比という言葉を、わりとよく使うしよく使われてもいる。
SN比は、Signal-Noise Ratioで、S/N比である。
Signalが分子で、Noiseが分母の簡単な数式であり、S/N=90dB、とか100dBとか、数値が、「そこ」にはくる。
Noise Control、Noise Designについて考えていくには、ノイズ(Noise)とはなにかを、
はっきりと捉えていく必要はある。
その過程で、S/N比という言葉は、より重要性を増していく気もする。
S/N=、としたときに、解のところにくるのを数値でなく、別のものを当てはめたらどうなるか。
S/N=再生音の美、S/N=再生音の姿、S/N=再生音のたたずまい……とした場合に、
SignalとNoiseの正体と関係が、すこし浮かび上ってくる気がする。