Date: 4月 23rd, 2013
Cate: 598のスピーカー
Tags:

598というスピーカーの存在(その4)

「量られますからね……」が、何を意味しているのかは、
1980年代のオーディオ雑誌、FM誌を読まれていた方ならばすぐにわかることである。

長岡鉄男氏の記事のことを「量られますからね……」は指している。

私は長岡鉄男氏については、ほとんど関心がなかった。
FM fan、別冊FM fanは買っていたから、長岡鉄男氏がどういうことを書かれているのかは、
大ざっぱには把握していても、そのほとんどを読んではいなかった。

学生が小遣いで買う雑誌だから、できるだけ隅から隅まで読みたい気持はあっても、
長岡鉄男氏の文章を読んでいると、途中でやめてしまうことが圧倒的に多かった。
最後まで読み通したことは、あまりない。

長岡鉄男氏の文章がへたであるわけでもないのだが、
それでも途中で読むのをやめてしまっていた。
だから、ここで長岡鉄男氏について、あれこれ書くことは私にはできない。

でも長岡鉄男氏がダイナミックテストという記事の中で、
スピーカーユニットを取り外し重さを量ったり、
アンプでもツマミや脚部のサイズ、重さをはかられていたことは知っている。

そして、なぜそんなことをやるのかについて書かれた文章も読んだ記憶はある。
ただ私の長岡鉄男氏への関心はかなり低いもので、
そんななか読んだものだから、記憶違いがあっても不思議ではない。

でも、そのとき長岡鉄男氏の文章を読んで、一応は納得したような気がする。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]