嬉しい知らせ(「オーディオ彷徨」復刊)
一ヵ月ほど前に、詳細については省かざるをえなかったけれど、
今日やっと情報解禁になったので、ここでもきちんと書ける。
岩崎先生の遺稿集「オーディオ彷徨」が、5月31日にステレオサウンドから二度目の復刊である。
ステレオサウンドのfacabookページにて告知されている。
岩崎綾さん(岩崎先生の娘さん)が先月中旬にフライングでfacebook、twitterに書かれていたから、
目にされていた方も少なからずおられただろう。
でも、ステレオサウンドの正式な告知まで黙っていてほしい、ということだったので、
これまで書きたくても我慢していた。
今日やっと、曖昧にすることなく書ける。
audio sharingで「オーディオ彷徨」を公開してから13年。
やっと復刊された、という気持が強い。
「オーディオ彷徨」はaudio sharingでの公開のほかに、
ePUBにまとめたものをダウンロードできるようにしている。
ePUB(原子書籍)に関しては5月30日には削除する。
ステレオサウンドからオーディオ彷徨」が復刊されるわけだし、
一人でも多くのひとに「オーディオ彷徨」を購入してほしい、とおもうからだ。
とはいえ、またいつの日か「オーディオ彷徨」は絶版になる。
それに岩崎先生が書かれたものは、「オーディオ彷徨」に収められているものばかりではない。
昨年は岩崎先生の文章の入力を、けっこう量こなしてきた。
記事だけではなく、広告に書かれた文章もいくつかある。
私のMacのハードディスクには、かなりの文量のテキストがはいっている。
先日も多摩図書館に行き、いくつかの文章をコピーしてきた。
もちろん、これらの文章は「オーディオ彷徨」の増強版(タイトルはすでに考えている)として、
ひとつにまとめて電子書籍としてダウンロードできるようにする。
ただし、これまでは一般的なePUB形式にしていたが、
この増強版に関してはiBooks Authorでつくるため、iPadをプラットホームとした電子書籍にする予定である。