実写映画を望む気持と再生音(STAR WARS episode VIII・その2)
昨年12月にStreets of Fireを二回、映画館で観たことを書いている。
映画館で二回観た映画は、
それ以降、今回のSTAR WARS episode VIIIまでなかった。
30数年ぶりに同じ映画を、映画館で二回観たわけだが、
その理由は同じではない。
Streets of Fireは、とにかくもう一度観たいという気持が強かった。
観たい、観たいという気持を抑えることができなかったから、
一回目を観てさほど経たずに二回目を観ている。
いうまでもないが同じ映画館で観ている。
今回のSTAR WARS episode VIIIは、オーディオマニア的関心が勝っての二回目の鑑賞である。
一回目は立川のCINEMA CITYで観た。
ここも音に気を配っていることで知られる劇場である。
二回目は新宿のTOHOシネマズで観た。
劇場が違い、上映方式も違う。
いったいどれだけの違いがあるのかをきちんと確認しておきたかったのが、
二回目の理由のすべて、ともいっていい。
その違いはある程度予想できていた。
実際にそのとおりの違いだったわけだが、
映画の出来というのが、劇場(上映方式)の違いにこれほど影響するのか、と感じた。
映画の専門家ではないから、こまかなことは知らないが、
映画館の違いがこれほどまであると、
いったいどちらをターゲットして、一本の映画として仕上げるのだろうか、と、
オーディオマニアが、私のように2DとIMAX 3Dでの上映を両方とも観たら、
そう思うのではないだろうか。
つまりマスタリングのことを考えていた。