the Review (in the past) を入力していて……(その11)
56号から、ステレオサウンドの新製品紹介のページは、カラーとモノクロページに二本立てになり、
それまでの井上先生と山中先生の対談中心の形式から、他の筆者の方たちも加わって、
書き原稿へと、大きく変わった。
だからといって、過去に登場した新製品が、もう一度取り上げられる理由にはならない。
弟分にあたるステイシス2、ステイシス3が登場してラインアップが揃ったことも関係していたのだろうが、
それも、ステイシス2と3を新製品として扱えばすむことである。
なぜなのか。
56号にはステイシス1の内部写真が載っている。
無線と実験に載った内部写真と見比べてみるとはっきりするだが、
天板をはずした状態で見える、青色のプリント基板の大きさと数が異ることがわかる。