Date: 11月 1st, 2009
Cate: 電源
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電源に関する疑問(その3)

マーク・レヴィンソンによるパワーアンプは、マークレビンソン時代のML2Lでは、
最初は、電源トランスはEIコア型だった。ケースはなかった。
つぎは、うなりを抑えるためにエポキシで固められた。これもケースはなかった。
そして、トロイダルトランスになり、ケースに電源トランスがおさめられるようになった。
ML2Lに次に出たML3Lでは、最初からトロイダルトランスで、もちろんケース入り。

それが、チェロになり、最初のパワーアンプ、パフォーマンスでは、EIコア型にもどり、
ケースもなくなっている。エポキシで固められてもいない。

ケースをなくし、EIコアにもどした理由を、当時、レヴィンソンは、こちらのほうが音がいいため、と語っていた。
たしか、音のために見栄えは無視した、といった類のこともつけ加えていた、と記憶している。

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