オーディオと「ネットワーク」(編集について・その12)
自分の言葉を、自分が渡る橋だと思いなさい。しっかりとした橋でなければ、あなたは渡らないでしょうから。
ユダヤの格言、ということで、今朝、Twitterを眺めていたら、フォローしている方がリツイートされているのが、
目に留った。
この項の(その7)、別項の「オーディオにおけるジャーナリズム」の(その2)で、
編集という仕事を、橋を架けることだ、と書いた。
やっぱり、「橋」なんだ、と実感した。
編集という仕事に限らない。
不特定多数の人が読むメディア(本、インターネットを含めて)に、なにかを書いていくということは、
橋を架けていくことであり、
ユダヤの格言にあるとおり、しっかりした橋でなければ、自分自身が渡らないし、
書いた本人が渡らない橋を読んだ人が渡ってくれようはずがない。