Date: 10月 17th, 2026
Cate: 再生音, 快感か幸福か
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必要とされる音(その18)

アルテックのA4というスピーカーシステムは、ラッパと表現した方がぴったりくる。
変換効率重視のウーファーとドライバー、エンクロージュアはフロントショートホーンで、ホーンは昔ながらのマルチセルラホーン。

周波数帯域も両端ともすっとのびているわけではない。典型的なナロウレンジのスピーカーである。

だからというか、いまどきのハイエンドスピーカーシステムのような細部の表現はしない。しない、というよりもできないといった方がいいのだろうか──、と思いながらも、ここでも瀬川先生が書かれたことを思う。

《楽器をいじる人にきいてもらうと、演奏のテクニックがいちばんよくわかるという》というのは、
別の意味での、別の次元での細部の表現が優れているということではないのか。

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