管球王国の休刊(その2)
いまはどうなのかしらないが、私がいたころのステレオサウンドの封筒には、
下の方に青い文字でStereo Soundとあって、
その下には、発刊している雑誌名が並んでいた。
おそらく、いまもそうだろう思う。
こんなことを書いているのは、雑誌を休刊するということは、この封筒も作り直すことになる。
休刊した雑誌名が入っていても何とも思わないのであれば、そのまま使って無くなったら、休刊した雑誌名を省いた封筒を作ればいいとなるわけだが、
誌面づくりにこだわっていることを謳っている会社であれば、そのままというわけにはいかない。
かといって、休刊した雑誌名の上にシールを貼って隠すのも……、である。
社名、雑誌名入りの封筒を、各サイズ作り直すのにかかる費用はわからないけれど、
こういうところをケチるわけにはいかない、それぞれの出版社の顔でもあるだから。