Date: 9月 3rd, 2024
Cate: ステレオサウンド
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奇妙な光景(その3)

今日の11時ごろ、少し時間があったので、都心の書店に入った。
そういえば、今日(9月3日)は、ステレオサウンドの発売日。
ちょっと手にとってみようかと思い、音楽雑誌のコーナーへ。どんな表紙なのかは知っていたから、コーナーに近づくにつれて、
発売日は今日じゃなかったの? と思い始めた。

大手書店の都心にある、その支店の音楽雑誌のコーナーに平積みされていたのは、
オーディオアクセサリーだったからだ。

面陳列なのか、と思い見ると、そこにあったのはステレオ時代neo。

えっ、ステレオサウンドは?、とさがすと棚差しだった。

7月3日発売のステレオ時代neoが面陳列で、
8月26日発売のオーディオアクセサリーが平積みで、
9月3日発売のステレオサウンドが棚差し。

この扱いの差は、その書店での売れ行きを表している。
ステレオサウンド編集部は、この現実を知っているのだろうか。
知ろうとしているのだろうか。

けっこうな衝撃でもあった。
さびしさも感じたけれど、時代の変り目なのかもしれないとも思っていた。

都心のたった一軒の書店での取り扱いなのだから……、
そうもいえるけれど、本当にそうなのか。

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