戻っていく感覚(ひさしぶりの3012-R Special・その1)
ステレオサウンドを辞めてからSNEの3012-R Specialに触れる機会はまったくなかった。
なので、今回の野口晴哉記念音楽室レコード鑑賞会では、
三十数年ぶりに3012-R Specialに触れたことになる。
あまりにもひさしぶりすぎるので、腕がなまっているかも──、
そんな心配も少しはあったけれど、いざ3012-R Specialに触れれば、
そんな不安は消えてしまっていた。
これも「戻っていく感覚」なのだと、おもっていた。