Date: 3月 14th, 2024
Cate: audio wednesday
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audio wednesday (next decade) – 第三夜・選曲について

スヒーカーシステムが決ると、私のなかでテーマが決っていく。
そして選曲も、一曲目は絞られていく。

アポジー Duetta Signature、クレル KMA200で鳴らす第三夜の一曲目は、
リンダ・ロッシュタットの“What’s New?”をかける。

意外に思われるかもしれない。
リンダ・ロッシュタットを特に好きというわけではないし、嫌いでもない。
なのに第三夜の一曲目を“What’s New?”に決めたのは、
アポジーが日本に入ってきたとき、ステレオサウンドの試聴室で聴いた時、
リンダ・ロッシュタットの“What’s New?”は何度も聴いているからだ。

アポジーのScintillaが最初に日本に入ってきて、
ステレオサウンドで紹介記事を担当されたのは傅 信幸氏だった。
それから数号後の組合せでも、アポジーの担当は傅 信幸氏だった。

そのころの傅 信幸氏だったは、
リンダ・ロッシュタットの“What’s New?”をよくかけられていた。

リンダ・ロッシュタットばかりではないのだが、
かなりお好きだったようだ。
おかげで、“What’s New?”はよく聴いた。
同名のアルバムも購入した。

だから、私にとってリンダ・ロッシュタットといえばまず浮ぶのは“What’s New?”である。

この“What’s New?”という曲名。
“What’s New” a直訳すれば新着情報と味も素っ気もない文字が並ぶが、
歌“What’s New?”と疑問符がついて、その対訳を読めば意味は違ってくる。

と同時に、この“What’s New?”は、オーディオマニアに問いかけているような気もする。

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