Date: 10月 3rd, 2023
Cate: 老い
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老いとオーディオ(とステレオサウンド・その22)

ステレオサウンド 228号は、
発売日のほぼ一週間後には、Kindle Unlimitedで読めるようになっていた。

モノクロページの新製品紹介の記事が、レイアウトを変更している。
見出しの扱いが、大きく変った。
おそらく本文の文字数を増やしたいのかもしれない。

にしても、思ってしまう。
見出しの存在感が稀薄になってしまっている。

横書きの見出しもあれば縦書きの見出しもあるし、文字数も違う。
どうでもいい存在になりつつある。

見出しは、ほんとうに必要なのか。
私は、一度、本文中の中見出しをすべて省いた記事を作ったことがある。

雑誌の記事から、見出しはなくならない、と思っている。

ステレオサウンドもなくそうとしているのではないはずだ。
けれど見出しの扱いが、特集と新製品紹介の記事とでは大きく違っている。
ちぐはぐさも感じる。

こういうところにも、老いがあらわれはじめている──、
とするのはこじつけだろうか。

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