ラックス MQ60がやって来た
さきほどラックスのMQ60(ラックスキットのKMQ60)が届いた。
MQ60だけかと思っていたら、もう一台、アンプがあった。
MQ60と同じ出力管50CA10のシングルアンプである。
MQ60はラックスの製品だから、トランス類はすべてラックス製。
自作のシングルアンプのほうは、チョークも含めてすべてタンゴ製である。
MQ60は30W+30Wの出力をもつが、
シングルアンプの50CA10の規格をみると、
A級シングル動作で、固定バイアスで6W、自己バイアスで5.5Wである。
これまでいろんな規模の真空管パワーアンプを聴いてきたけれど、
50CA10のシングルアンプは初めてである。
MQ60にしても自作シングルアンプにしても、
いま目にすると、むしろ小型アンプのように感じてしまう。
実際、横幅は410mmあるのだから、小型とはいえないのだが、
昨今のオーディオ機器の巨大化からすれば、小型とうつる。
大きさを誇示するようなところがない。
50CA10そのものが大型の真空管ではないこともあいまって、である。