Date: 2月 27th, 2022
Cate: 書く
Tags:

毎日書くということ(今日決めたこと)

今日の昼すぎ、ある音楽を聴いていて、思った。

あと11ヵ月ほどで、60歳になる。
来年の誕生日で、書くことを終りにしよう、と決めた。

2008年9月に始めた。45歳のときに書き始めた。
50代はずっと書いてきている。
潮時としての60歳である。

2023年1月29日で、audio identity (designing)は終る。

3 Comments

  1. TadanoTadano  
    2月 28th, 2022
    REPLY))

  2.  audio identity (designing)があと11ヶ月とのこと、ショックで不安を隠せません。未開の地で老人が死ぬことは一つの図書館が潰れたことと同様と言いますが、audio identity (designing)の終わりはオーディオ文化における計り知れない損失です。
     私はそれを止める術を知りません。しかし、一つだけ言えるのは、宮崎さんの残した膨大な文章は、私にとって日に日に価値を増しているということです。
     私は最近読み始めたばかりの読者ですが、含蓄に富んだ宮崎さんの言葉は、濃く、深く、真に探究心を伴った本物の言葉だと感じられるものです。また、多くのことを考えさせてくれます。
     いま、audio identity (designing)を読み、音について考えるということが、私にとってこの上なく楽しい時間です。稚拙ながらレスポンスも書かせていただいております。いつも長たらしい文章を一方的に送りつけて申し訳ない気持ちでおります。本当はこの何倍も書いているのですが、いつも、ついには投稿ボタンを押せずに消してしまいます。audio identity (designing)を読み、考え、それが私の血となり肉となる頃には、もう少し心地のよい文章が書けるかもしれません。けれど、それはまだ先の話です。
     本来であるならば、ここは私よりももっと含蓄にとんだプロフェッショナルな人々が議論を交わす場でしょう。それでも私はこの文化を、このブログを価値あるものだと思いました。一人でも多くの人に読んでもらいたいと思いました。そういったわけで右も左も分からないのだけれど、何かレスポンスを書いてみようと思いました。それは私にとって小さな決断でした。私は恥ずかしい思いをしてもいい、それでもここで何か発言しよう―、そう思い今に至るしだいでございます。
     わが国において1970年代に隆盛したオーディオ文化は、浮世絵やジャズと同様に、その賑わいこそ過ぎたものの、人類に英知や幸福を運ぶすばらしいものだと思います。我々世代には、それを生で体験し、時代の風を感じるということはできません。それでも、2022年という時間を過ごせるということは、私にとって大いなる幸せとなりうることでしょう。audio identity (designing)、最後まで楽しませていただきます。

    1F

  3. Mr.FMr.F  
    1月 1st, 2023
    REPLY))

  4. 宮﨑様

    忙しい時期が続き、年末年始の時間を使い、記事のキャッチアップを行い、ようやくこの時期にたどり着きました。
    何度かメールでやり取りをさせていただいているCelloのFです。いつもダイレクトメールですが、今日は公開文で。
    1月に終わるとのことだったので、これも宮﨑様が決めたこと、仕方ないと思い、最終日に読破を間に合わせるべくここ数日読んでいたわけです。
    ただ、このコメントを受けて思いましたが、SSですらまともなコメントをできる人間がいないなか、オーディオの師匠が経営する多くの店が閉店し、師範と呼べるマイスターが亡くなっていくなか、我々は何をみてオーディオ人生を歩めばよいのだろうか、もちろん、私も今年50ですので、もはや後輩に影響を与える歳ですが、そうはいっても、オーディオ道は、語り継がれるものであり、それを伝承するのは我々オーディオを愛する者の流れではないでしょうか。
    さて、話は変わりますが、最近のオーディオの値段は桁外れですよね。私にとっては悲劇ですが、ビジネスで大成功した人がオーディオを欲しいと思うからこその価格だと思っています。潜在的には、オーディオ好きがもっと多いはずですよね。これは悲観的な話なのでしょうか。全員がトロフィーオーディオではないと思いますし、仮に勝者のあかしだとしてもなぜフェラーリではなく、オーディオなんでしょうかね。未来がありますよ!

    2F

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