Date: 3月 30th, 2021
Cate: 夢物語
Tags:

20代のころの夢もしくは妄想(その4)

この項を書くために、20代のころ、
どんなオーディオの夢もしくは妄想を抱いていたのかを、
あれこれ思い出していると、
10代のころのオーディオの夢もしくは妄想とは、地続きではないことがけっこうある。

ぎりぎり18で、ステレオサウンドで働くようになったことが、
10代のそれと20代のそれとの違いに関係しているのだろうが、
それでもはっきりとどう関係しているのかまでは、自分でもわかっていない。

ただなんとなく、そう感じているだけでしかない。

それでは30代のころは、どうだったかと思い出してみる。
26の誕生日の十日ほど前にステレオサウンドを辞めて、
それからは、まぁ、いろんなことがあった。

骨折もしたし、己の怠惰さが原因ではあるが、
オーディオ機器もすべて手離したし、レコードもそうなってしまった。

そんなことが影響してだろうが、
別項で書いている「私のオーディオの才能は、私のためだけに使う。」、
こんなことを言っていたわけで、
30代のころは、10代、20代のころの夢、妄想みたいなものは、あったのだろうか。

それでも、ひとつだけおもっていたのは、
瀬川先生の著作集をなんとか出したい、ということだった。

そんなことを思い出しながら、20代のころの夢もしくは妄想を、
もう少しふり返ってみたい。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]