218はWONDER DACをめざす(気になる二機種)
Cambridge AudioのDacMagic 200M、
iFi AudioのNEO iDSD。
どちらもメリディアンの218と同価格帯のD/Aコンバーターであり、
MQAに対応している。
しかも218が対応していないDSD再生も可能である。
さらにUSB端子も装備している。
私が218を導入したのは2019年。
デジタル機器の進歩の具合からすれば、これだけの差がつくのも予測できることだ。
それでも、ちょっとばかり心穏やかではない。
この二機種は、今年初めに発表になっている。
NEO iDSDはすでに輸入されているから、購入された方、音を聴いたという人もいよう。
DacMagic 200Mは、現在の日本の輸入元のウェブサイトをみても、載っていない。
検索してみても、まだ日本では販売されていないようである。
オーディオ関係のサイトでも取り上げられているのを見ていない。
輸入されるのだろうか。
現在の輸入元のサイトをみるかぎりでは、あまり熱心ではないようにうつる。
もしそうだとしたら輸入元がどこかにかわる可能性もあるんじゃないか、と思ってしまうし、
最悪の場合、輸入元がない状態になってしまうことだって、
いまの日本の状況だと十分考えられる。
DacMagic 200M、NEO iDSD、218は、普及価格帯のD/Aコンバーターである。
だからこそMQAに関心を持ち始めている人にとって、格好の入口となってくれる存在だ。
どれがいいのか、ということに興味はあるが、
それ以上にMQA対応機種、それもなかなかの実力器が増え活況を呈してほしいだけに、
DacMagic 200Mの早くの取り扱い、
218(というよりメリディアン)の取り扱いがきちんと行われるようになることを、
強く望んでいる。