Date: 2月 12th, 2021
Cate: 欲する
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新月に出逢う(その1)

夕方、有楽町の交通会館の地階にいた。
特に用事はなかった。

あるブースの前を通ったら、クラフトアート創作人形展をやっていた。
以前だったら、こんな催し物やっているんだ、ぐらいで通りすぎていた。

会場をちらっとみたら、気になる存在があった。
それでも会場が女性だけだったら入らずに、やはり通りすぎていただろう。

男性の来場者もいた。
夕方の早い時間と、コロナ禍ということもあってなのか、
来場者はそう多くなかったので、入ってみた。

小さな人形から、けっこうな大きさの人形まで、
さまざまな人形が展示されていた。

一品モノのようで、1/3ぐらいはすでに売れていた。
私の目に留まった人形の前に立つ。

どきっ、とした。
まだ売れてなかった。
けれど値段をみると、いまの私には手が出せない。

気になる人形はいくつかあったけれど、この人形だけは特別な感じがする。

創作人形の世界に関しては、何も知らない。
昨日まで人形を興味を持つなんて考えもしなかった。

なのに、もう変ってしまった。
一目惚れみたいなものなのかもしれない。

Enという人形作家の、Eleanorという作品だ。

一年前だったら衝動買いしていたことだろう。
この歳になって、まさか人形を興味をもつ、
欲しい、という思うようになるなんて、まったく想像できなかったし、
したこともなかった。

買える買えないは別として、ときめくものに出逢えた。
そういえば、今日は新月だった。

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