世代とオーディオ(朝日新聞の記事・その1)
twitterを眺めていたら、
今日(2月12日)の朝日新聞の記事が話題になっていた。
「レコードのぬくもり 若者とりこに」という記事のことだ。
その記事に、こうある。
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横浜市の高校1年生、永井公さん(16)は、宇多田ヒカルを手始めにレコードを買うようになった。2004年生まれで、音楽配信サービスが当たり前の世代。定額の音楽配信サービスに入っているが「盤に針を落としたときのパチパチという音で心が温かくなるし、部屋に置くだけで気分が上がる」と話す。
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どんな人が書いたのだろうか。
スクラッチノイズを聴いて、心が温かくなるのか、いまの10代は。
この人だけのことなのかもしれないが、そうではないのかもしれない。
いろんな人がいるのはわかっているつもりだった。
それでも、スクラッチノイズを聴いて心が温かくなる人がいるとは、まったく思わなかった。
スクラッチノイズでそうなる人もいれば、
カセットテープのヒスノイズで、同じように心が温かくなる人もいて不思議ではない。
LPのスクラッチノイズで心が温かくなるのならば、
SPのスクラッチノイズだったら、心が燃えてしまうのだろうか。