Date: 2月 10th, 2021
Cate: Noise Control/Noise Design
Tags:

CR方法(その5)

CR方法を試そうとした人のなかには、
スピーカーユニットの直流抵抗ぴったりの値の抵抗とコンデンサーがないことに、
ぶつかるかもしれない。

DALEの無誘導巻線抵抗は、6Ωぴったりはない。
6Ω前後だと5.6Ω、6.2Ω、6.8Ωとなる。

ディップマイカコンデンサーも同じような感じで、5.6pF、6.2pF、6.8pFである。
ただし海神無線の通販のページには、6.2pFはなぜだかない。

なので直流抵抗が6Ωだったとしたら、
6.8Ωと6.8pFの組合せで問題はない。
もちろん5.6Ωと5.6pFでもかまわない。

6.2Ωと6.8pFもしくは5.6pFの組合せは、というと、
こまかいところまではいまのところ試していない。

原則として抵抗とコンデンサーの値は同じにしている。
精神衛生上いいから、という理由からである。

では5.6Ω+5.6pFと6.8Ω+6.8pFならば、どちらがいいのか。
これも試していない。

直流抵抗が6Ωであれば5.6の組合せのほうが近似値としては近い。
けれどいまのところ私は6.8の組合せを選ぶようにしている。

それから海神無線に欲しい値の在庫がない場合は、
在庫のなかから近似値の組合せを選んでいる。

コイルの直流抵抗はあくまでも目安として考えた方がいい。
ぴったりに合せる必要は、いまのところ感じていない。

それよりもまず試してみることだ。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]