J.S. Bach: Six Suites for Viola Solo
コーネッタは、弦の鳴り方がいい。
ヴァイオリンもいいけれど、個人的にはチェロの鳴り方が特に気に入っている。
7月のaudio wednesdayではフルニエをかけた。
8月のaudio wedneadayではデュ=プレのドヴォルザークの協奏曲をかけた。
どちらもチェロらしい響きを聴かせてくれる。
重くならなず、軽やかに鳴ってくれる。
特にデュ=プレのチェロを聴いていると、
イギリス同士で相性がいいのだろうか、と思ってしまうほどだが、
過去にステレオサウンドの試聴室で聴いたいくつものタンノイ、
知人宅で聴いたタンノイでは、特にそういう印象はなかったから、
これはフロントショートホーン付きのタンノイならではの特長のようにも感じている。
こんなふうに鳴ってくれると、今度はヴィオラのソロを聴いてみたくなる。
キム・カシュカシャンがいる。
ECMから“J.S. Bach: Six Suites for Viola Solo”が出ている。
バッハの無伴奏チェロ組曲のヴィオラ版である。
CDで出ているが、やはりここはMQAで聴きたい。