218はWONDER DACをめざす(その13)
数日中に、もう一回、メリディアンの218に手を加える予定でいる。
これで218(version 9)になる。
ここでひとまず手を加えることは止めにする。
version 10まで予定しているのだが、
version 10では、内部部品を一箇所交換することになる。
つまりハンダゴテを使う作業になり、
もともとの部品に戻したところで、
その部品には218を製造時に一回、
部品交換のために取り外しのときに、もう一回、
元にもどす際にも一回、と計三回のハンダ付けによる熱が加わることになる。
そうなると、厳密な意味で元の音には戻らない。
ハンダ付けの熱による影響を、まったく考えていない人もいるけれど、
想像以上に音質の変化は大きい。
なのでversion 10は、ここをこうしたら──、と考えているだけで実行にはうつさない。
それでも、実際に行った場合の音の変化は、決して小さくないはずだ。
ここまで手を加えているだけに、かなり大きい変化となりそうである。
ならば、とそれに代ることを考えるしかない。
そのためにぴったりの部品をさがしていた。
ちょうどいいのが見つかった。
取り寄せに、三〜四週間ほどかかる。
3月のaudio wednesdayには間に合わないが、
4月のaudio wednesdayには間に合う予定だ。