Date: 2月 7th, 2020
Cate: ショウ雑感
Tags:

2020年ショウ雑感(その4)

「THE DIALOGUE」は、どのくらいの音量で鳴らすのか。

ここ数ヵ月は、audio wednesdayで「THE DIALOGUE」をかけなくなった。
理由は、メリディアンの218を使うようになったことが関係している。

私が持っている「THE DIALOGUE」は、CD層とSACD層のハイブリッド盤である。
喫茶茶会記のMCD350で聴くと、これはSACD層のほうがいい。
最低域が、SACDでは1オクターヴといってしまうと、やや誇張気味になるが、
半オクターヴくらい、さらに下にのびているような感じを受ける。

audio wednesdayでは、
マッキントッシュのアンプ、MA7900のパワーアンプ部のみを使い、
218で音量設定をしていることもあって、SACDを鳴らさなくなったが、
鳴らしているときは、けっこうな音量だった。

大きすぎる、と感じる人もいる。
それでも、録音・再生の約束事から逸脱した音量とは思っていない。

菅野先生は、どのくらいの音量で鳴らされていたのか。
私がステレオサウンドで働いていたころは、
「THE DIALOGUE」は試聴ディスクから外れていた。

菅野先生のリスニングルームでも「THE DIALOGUE」は聴いたことがない。

それでも熊本のオーディオ店に菅野先生が来られたことがあった。
JBLの4350Aが設置してあるブースで菅野先生、
その隣のブースで瀬川先生が音を鳴らされる、という催しものだった。

この時、4350Aで「THE DIALOGUE」が鳴った。
この時の4350Aを含むシステムはオーディオ店による調整だったので、
菅野先生の音といえないにしても、
「THE DIALOGUE」の音量において、私にとって一つの基準となっている。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]