Date: 11月 12th, 2019
Cate: 218, MERIDIAN, ULTRA DAC
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2,500,000円と125,000円(その14)

喫茶茶会記の218と今回の218の音を違いを聴いて、
audio wednesdayに来られた人たちは、
今回の218は、そうとうに手を加えたモノだ、と思われたかもしれない。
そのくらいの音の違いは、はっきりとあった。

聴いた人、みな驚いていたけれど、
いちばん驚いていたのは私だ。

私だけが、喫茶茶会記の218と今回の218の、手の加え方の違いをわかっているのだから。
ノーマル(つまり手を加えていない)218と喫茶茶会記の218の音の違いは、
きちんと把握している。

ノーマルの218と喫茶茶会記の218の音の違いも小さくはない。
手を加えていない218と手を加えた218なのだから、その音の違いの大きさは、
いわば当然といえることだ。

けれど今回の218は、ノーマル218と喫茶茶会記の218の違いが、
さらに大きくなったように感じられた。

喫茶茶会記の218と今回の218の、手の加えた方の違いで、
これだけの違いが生じる、ということに、驚くとともに、
218の優秀さを実感もしていた。

ここがデジタル機器の面白さである。
基本性能は218もULTRA DACも基本的に違いはない。

だからこそ、手を加えていくことで、ノーマルの218との違いが出てくるわけだ。
おそらくULTRA DACで、218に施したことをやったとしても、
ここまで音の違いは生じないように思っている。

218の音は、つくり込まれているわけではない。
それだからこその面白さがあり、
この面白さを加味すれば、218こそベストバイという気もしてくる。

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