2018年をふりかえって(その8)
(その2)で、手を動かした年だと書いた。
動かしているから思いつくこともあった。
半年くらい前から試してみたいと考えているだけで、
まだやっていないのだが、カホンをエンクロージュアにしてみたい。
カホンとは打楽器である。
ここでいうカホンとは、ペルー式カホンと呼ばれるタイプで、箱型のもののことだ。
楽器店に行けば、たいていのところに展示してある。
カホンについて詳しいわけではないが、
ほんとうに四角い箱で、丸い穴が開けられている。
サイズもいくつかあって、小口径から中口径のフルレンジユニットが収まるような感じである。
打楽器だけに叩いて音を出すための造りなので、
すべての面がしっかりとしているわけではない。
ペコペコと鳴る面もある。
でも、その鳴る面もうまく利用して、10cmくらいの小口径のフルレンジを取り付ければ、
音量を上げると盛大に箱鳴りがしそうだが、
音量を絞った状態ならば、逆にうまいこと中低音あたりが補われるかもしれない。
楽器だけに仕上げもきちんとされている。
そんなに高価なわけでもない。
遊び的要素が大きくなるが、
カホンとフルレンジユニットの組合せはおもしろそうである。