Date: 6月 29th, 2017
Cate: スピーカーとのつきあい
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ホーン今昔物語(その9・補足)

(その9)でA4の上にマンタレーホーンを……、と書いた。
別項を書くためにステレオサウンド 60号を開いていたら、エレクトリの広告に気づいた。

そこにマンタレーホーンをのせたA4の写真があった。
これは見ていた。
にも関わらず、すっかり忘れてしまっていた。

今回改めて見て気づいたのは、
マンタレーホーンの開口部の大きさは、
210エンクロージュアに合せたのかもしれない、ということだ。

A4は210エンクロージュアの両サイドにウイング(サブバッフル)を取り付けたかっこうのモノだ。
A2は210二基にウイングをつけた、さらに大がかりなシステム。

210エンクロージュアはフロントショートホーン付きで、
210の横幅とマンタレーホーンの横幅が、
エレクトリの広告を見るかぎりではぴったり一致している。

ということは、マンタレーホーンはもともと210クラスのエンクロージュアとの組合せを前提していたのか。
ますますマンタレーホーン搭載のA4の音に関心が涌いてきた。

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