「ラジカセのデザイン!」(続×十・余談)
書き忘れたことにきづいた。
マランツのModel 1060のウッドケースのことである。
1060には専用のWC10(5,900円)が用意されていた。
WCとはウォールナットキャビネットのことである。
何度か書いているように、私はウッドケースをあまり好まない。
Model 1060にも要らないと感じている。
アナログプレーヤーをシネコのMark 2002にして、シルバーパネルの1060には、
はっきりとウッドケースは要らない。
けれどエンパイアのプレーヤーに、ゴールドパネルの1060ならば、
ウッドケース付きを私でもとるだろう。
ただそれでも4310の横幅は36.4cm、1060は36.2cm。
ほぼ同じといってよい。
ウッドケースをおさめてしまうと、数cmは横幅が大きくなる。
この点を考えると、ありかなしかと迷うところ。
オーディオというシステムはコンポーネントである。
プレーヤー、アンプ、スピーカーなどを組み合わせることで成り立つだけに、
オーディオ機器のデザインを、その機器だけで語ることは基本難しいのではないか。
他の機器との関連性も含めての判断であり、選択である。