快感か幸福か(改めて……)
この項の(その1)を書いたのは2008年9月。
かなり時間をかけて書いている。
時間をかけているからといって、書きたい結論に変りはないことのほうが多い。
でも、「快感か幸福か」については、少し迷っている、といえるところが出てきた。
《人は幸せになるために生まれてきたのではない。自らの運命を成就するために生まれてきたのだ》
この言葉を噛みしめていると、
自らの運命を成就したと思える時が来たならば、
そこでの歓喜は、快感なのかと思いはじめたからである。
《神経を昂奮させるアドレナリンを瞬間的に射出》という快感とは別の次元の快感。
それがあるのではないか、と考えた時、結論に迷いが生じている。