オーディオと「ネットワーク」(SNS = SESか・その2)
実際にはやっていない人のほうが多いはずだけれども、
街に出ればやっている人の方が多いと思ってしまうほど、
いたるところでPokémon GOをやっている。
Pokémon GOに関してのいろんな記事がインターネットにはあるし、
ポジティヴな意見、ネガティヴな意見も当然ある。
危険視する意見も少なくない。
歩きながら、という危険性だけではなく、
個人データが送信されている、という危険性を訴える意見もけっこうある。
Googleが……、とか、CIAが……、といった記事・書き込みもある。
それらをすべて荒唐無稽とは考えていない。
Pokémon GOの配信開始とほぼ同時に、アメリカのドラマ”Billions“を観た。
主人公のひとり、ボビー・アクセルウッド(ダミアン・ルイスが演じている)が、
とある訪問者が帰った後に、壁の隠し金庫を開ける。
何を取り出すのかと思っていたら、携帯電話だった。
モトローラのStar Tacである。
auがIDOだったころ、私もこの携帯電話を使っていた。
1997年ごろの電話を取り出して、アクセルウッドは誰にも知られたくない電話をかける。
“Billions”は現在のドラマであり、登場人物はほぼ全員スマートフォンを使っている。
アクセルウッドも通常はiPhoneを使っているのにも関わらず、そういう時にはStar Tacを使う。
しかもふだんはもっていることを隠している。
アメリカではまだStar Tacが使えるのかという驚きと、
用心するということはこういうことなんだな、と感心していた。
つまるところスマートフォン使っている時点で、
あるシステムに組み込まれていると考えるべきではないだろうか。