Date: 2月 20th, 2016
Cate: ステレオサウンド
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ステレオサウンドについて(その14)

出している、と変換したいのに、ときおり「堕している」と出る。
このまま「堕している」にしておこうかと、その度に思う。

AppleのPowerBook G4と親指シフトキーボードで、このブログを書いている。
最近PowerBook G4の液晶ディスプレイの具合が悪いことが頻繁で、
iMacでローマ字入力で書くことも増えてきたが、
このブログのほとんどはPowerBook G4と親指シフトキーボードの組合せで書いてきた。

つきあいの長いPowerBook G4と親指シフトキーボードの組合せだから、
私がステレオサウンドを、どう思っているのか、わかっていて「堕している」と変換候補を出しているような気さえする。

私は、ステレオサウンドがおもしろくない、と感じているわけでも、考えているわけでもない。
「堕している」があらわしているように、ダメになってしまった、と感じているし考えている。
オーディスト」のことに関しても、そうである。

そういう私に、いまのステレオサウンドはおもしろいという人(一人ではない)がいる。
もうそういう問題ではなくなっている、と感じている。

そういう人たちから感じられるのは、自分こそがステレオサウンドの良き理解者だ、という、
安っぽい正義感とでも言おうか、なんとも表現しにくい気持悪さである。

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