オーディオと青の関係(その4)
1998年に、ロスト・イン・スペースが公開された。
1960年代のアメリカのテレビドラマ、宇宙家族ロビンソンの映画版である。
映画館で観た。
この映画のスポンサーで、もっとも多くの資金を提供したのは、
シリコングラフィックス社だと思う。
映画本編にシリコングラフィックスのロゴが大きく登場するし、
ロスト・イン・スペースの時代(2058年)では、
シリコン・グラフィックスは世界でも有数の大企業という描かれ方だった。
シリコン・グラフィックスは、このころ勢いがあった。
Appleはジョブスが復帰して、iMacをその年の夏発売したとはいえ、
勢いにおいてはシリコン・グラフィックスに負けていた。
シリコン・グラフィックスのワークステーションは、本当に高嶺の花だった。
個人で購入するモノとは思えなかった。
シリコン・グラフィックスのワークステーションも、ブルーだった。
モデルによって色は違っていても、基本的には青をベースにしていた。
オーディオとは直接関係ないけれど、
青ということで、シリコン・グラフィックスを思い出してしまう。
それだけ、印象が強かった。
そういえばiMacも最初に登場したモデルは、ボンダイブルーだった。