2014年ショウ雑感(ヘッドフォン祭)
ヘッドフォン祭に行ってきた。
ヘッドフォン祭に行くのは、今回が初めてである。
大盛況である、とか、若い人が多い、とか、そんなことは耳に入っていた。
実際に会場である中野サンプラザに行くと、若い人が多い。
ものすごく人が多いのかと思っていたら、大混雑というほどではなく、
活気もあって、いい具合の人の入り方だったように感じた。
先月開催されたインターナショナルオーディオショウとは、こんなに雰囲気が違うのか、と、
誰もが思うに違いない。
こんなことを書くと、ヘッドフォンで聴くのは、オーディオではない、という人がいる。
私はそうは思わないけれど、帰途の電車の中で気づいた。
ヘッドフォン祭は、ヘッドフォン祭という名称であって、ヘッドフォンオーディオ祭ではなかったことに。
ヘッドフォン祭の主催は、フジヤエービックという販売店である。
ヘッドフォン祭をヘッドフォンオーディオ祭としなかったのは、意図的なのかたまたまなのか。
あえてオーディオを外しているとしたら、客商売をしている人ならではの感覚によるものなのか。
そんなことを思っていた。
オーディオの催し物は、インターナショナルオーディオショウ、ハイエンドオーディオショウ、
オーディオ・ホームシアター展と、必ずどこかにオーディオという単語が入る。
それを当り前にこれまで受けとめてきた。
けれど、オーディオに強い関心はないけれど、
家庭で音楽を楽しみたい、という人たちにとって、オーディオとつかないほうがいいのかもしれない。