Date: 8月 15th, 2010
Cate: 朦朧体
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ボンジョルノのこと、ジャーマン・フィジックスのこと(続・余談)

マークレビンソンやスレッショルドの世界に憧れる一方で、
GASに対しては、なんなとなく反発、抵抗、とにかくそんな感情を抱くことが多かった。
もちろん優れたアンプだということは認めていても、青臭すぎた中学生には、
GASの姿勢が、不真面目なようにも思えていたところがある。

それでもなぜかGASのロゴは好きだった。
パワーアンプのアンプジラのフロントパネルにはいっているサイケデリック風のロゴではなく、
「GAS」、この三文字だけのロゴのほうだ。

それで中学3年の時の冬休み、同じクラスの友人たちに出す年賀状に、このGASのロゴをそのままマネた書体で、
HAPPY NEW YEAR と描こうと考えた。A以外は、GASのロゴを参考に、きっとこうなるんだろうな、と下書きして、
年賀状の制作にとりかかった。

1枚は仕上げた。けっこういい感じになったと自分では思っている。
でも3時間ほどかかり、結局2枚目からは、まったく違うものにしてしまった。

GASのアンプのもつほんとうのよさ、ボンジョルノがつくるアンプのすごさに気づくのは、もう少しあとのこと。

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