(改めておもう)歳を重ねるということ
オーディオをいつかはやめるかも……、
そうおもっている人はいる。
どのくらいいるのかはわからないけれど、きっといる。
オーディオにこれまで熱中してきたけれど、そろそろ、そんな予感がしている。
だから、そんな言葉が出てくるのか。
昨日もある人とそういう話になった。
なにもやめることはない、とおもう。
休めばいいだけのことだ。
それに歳を重ねなければ出せない音があることを、私は知っている。
これは2008年9月27日にも書いたことである。
9月27日は、菅野先生の誕生日であるから、これを書いた。
これをあらめたておもっている。
どんなにオーディオの才能があり、知識もあり、知恵もあり、
経済的に恵まれていようとも、歳を重ねないとたどり着けない領域の音が確実にある。
歳をとれば、その「音」が出せるという保証はないけれど、
歳を重ねなければ出せないということは、はっきりとしている。