Date: 10月 19th, 2008
Cate: サイズ
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サイズ考(その2)

CSEが、1990年ごろ発売していたMODE L93-94 EMI NOISE CHECKERは、
1台手元にあると便利な簡易計測器である。

型番のとおり、ノイズチェッカーである。
メーターや数値でノイズを表示する計測器はいくつか市販されているが、
高周波ノイズを音に変換するモノとなると、このぐらいしかないと思う。

メーター式のもので十分じゃないか、と思う人もいると思う。
でも、実際にCSEのノイズチェッカーを試してみると、
ノイズの質(たち)の違いが音の違いとなって、すぐにわかる。

連続するノイズでも、ジャーなのか、シャーなのか、ジージーと波打つ感じなのか、
断続的なノイズでも、ボッボッ、プチップチッだったり、じつにさまざまで、
思わぬものが意外にノイズをかなり出していることもわかる。

ノイズの影響を避けるにはどうしたらいいのか。
シールドを厳重にしたり、電波吸収材を使ったりする前に、いちばん確実で有効な手段は、
ノイズ源から十分な距離をとることである。
お金も必要としないし、シールドすることによる音質への影響も関係ない。

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