情報・情景・情操(音場→おんじょう→音情・その6)
(その5)から約一ヵ月。
「エマニエル夫人」のポスターは手に入れられるのか、とふと思った。
検索してみると、ヤフオク!が表示される。
ヤフオク!をのぞいてみると、ある。
1974年当時のポスターもある。
五十年近く前のポスターだから新品というわけではない。
それにサイズがA0だから、大きい。
ヤフオク!にはA3サイズの復刻ものも出ている。
私としては、こちらのほうがいい。
アクリルのフレームに入れて、飾っている。
こうやってブログを書いていると、視界に入ってくるところに置いている。
毎日眺めているわけだが、いやらしいポスターとは感じていない。
いま見ると、煽情的とも感じない。
そもそも、このポスターは煽情的だったのか──、
そんなことも思うようになっている。
それで、ふと、なぜ、このポスターを買おう(欲しい)と思ったのかについて、
あれこれ考えてみた。
ただ欲しかったから、それで十分ではないか、といわればそうなのだし、
買った時はそうだったといえる。
でも毎日眺めていると、そんなことを考えてしまう。
何を求めてなのだろうか、と。
官能性なのだろう、きっと。