真空管アンプの自作とプロジェクトマッピング
アメリカの戦闘機F35の製造に、
プロジェクトマッピングを使われていることをtwitterで知る。
Projected Work Instructions on the F-35 Lightningという動画が公開されている。
F35と真空管アンプとでは、使われている部品の数が桁が大きく違うのはわかっているけれど、
F35の製造に採用されている技術は、真空管アンプの自作にも応用できるはず。
F35の製造だけでなく、日本でも製造の現場ではすでに採用されている、らしい。
プロジェクトマッピングの技術がもっと普及して、安価に使えるようになれば、
オーディオ雑誌の真空管アンプの製作記事では、
回路図だけでなく、プロジェクトマッピング用のデータもダウンロードできるようになるかもしれない。
そうなれば初心者でも、失敗はそうとうに少なくなるはず。
それに往年の真空管アンプのプロジェクトマッピング用のデータも、
誰かが制作してくれ、有料でもいいから公開してくれたら、
あやしいメインテナンス業者に、愛用の真空管アンプの修理をまかせずに済むようになるかもしれない。
私としては、
誰か奇特な方が伊藤先生のアンプのプロジェクトマッピング用のデータをつくってくれないだろうか、
そんなことを考えてしまう。
もっともプロジェクトマッピングに頼らなければならないようでは、
伊藤アンプの再現は無理なのはわかっていても──、である。