Archive for category audio wednesday

Date: 12月 11th, 2019
Cate: audio wednesday

audio wednesdayのこと

毎月第一水曜日に、audio wednesdayを、
四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記で行っている。

水曜日にしたのは、水曜日が比較的スペースが空いていること、
それから水曜日は、ノー残業デーの会社が比較的あるということ、ぐらいである。

どうしても水曜日でなくては、ということで決めた(決った)わけではない。
それに最初のころは、audio sharing例会としていた。

audio wednesdayに変更して、ブログを書く度に感じていたのは、
wednesdayのスペルの難しさである。
中学生のころから、憶えにくい綴りとは感じていたが、
こうやって割と頻繁にwednesdayと書くようになると、よけいにそう感じる。

wednesdayの由来を調べてみると、
北欧神話のオーディンに由来する、とある。

ウィキペディアによると、
《オーディンは、北欧神話の主神にして戦争と死の神。詩文の神でもあり吟遊詩人のパトロンでもある。魔術に長け、知識に対し非常に貪欲な神であり、自らの目や命を代償に差し出すこともあった》
とのこと。

《北欧神話の原典に主に用いられている古ノルド語での表記は Óðinn (再建音: [oːðinː], オージンに近い)であり、オーディンは現代英語などへの転写形である Odin に由来する[注釈 1]。オーディンの名は”oðr”(狂った、激怒した)と-inn(~の主 など)からなり、語源的には「狂気、激怒(した者)の主」を意味すると考えられる。》
とも書いてる。

水曜日の英語、wednesdayに、こんな意味があった、とは知らなかった。
なんとなく水曜日に決めたのだが、
水曜日でよかったな、と思いはじめている。

Date: 12月 6th, 2019
Cate: audio wednesday

2020年のaudio wednesdayの予定

12月4日のaudio wednesdayは、趣向をかえて、
写真家の野上眞宏さんのDJによる四時間だった。

聴いているわれわれもDJの野上さんも楽しかった一夜だった。
またやりましょう、ということになる。

2020年は、数回、誰かにDJをやってもらう予定でいる。
野上さんにはまたお願いするし、ほかの方にもお願いするつもりでいる。

野上さんの選曲を聴きながら、
「オーディオと偏愛」について、何か書いていこうかな、とも考えていた。

Date: 12月 5th, 2019
Cate: audio wednesday

第108回audio wednesdayのお知らせ(1月1日)

令和初日(5月1日)が、ちょうどaudio wednesdayの100回目だった。
例話最初の元日が、108回目になる。

1月1日が次回の開催日である。
しかも108回、一般的にいわれる煩悩の数とぴったりの回が元日と重なっている。

テーマはまだ決めていないし、
1月1日に来る人もかなり少ないだろうが、音を鳴らしていく。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 12月 5th, 2019
Cate: audio wednesday

DJ:Mike Nogami’s Playlist

12月4日、audio wednesdayでの、野上眞宏さんによるプレイリスト。
(基本的に表記はShazamに従っている)

ボエーム/カラヤン、ベルリンフィルハーモニー、パヴァロッティ、フレーニ
Purple Haze/クロノスカルテット
フォクシー・レディ/The Jimi Hendrix Experience
マヨネーズ/スマッシング・パンプキンズ
Rid Of Me/PJハーヴェイ
Young Blood/リッキー・リー・ジョーンズ
Maggie May/ロッド・スチュワート
かくれんぼ(ライヴ)/はっぴいえんど
かくれんぼ/はっぴいえんど
おもい/大滝詠一
指切り/大滝詠一
びんぼう/大滝詠一
あつさのせい/大滝詠一
In My Room/宇多田ヒカル
Final/Wolfgang Capek
Love/メアリー・J.ブライジ
りんどう峠/島倉千代子
僕は泣いちっち/守屋浩
悲しき口笛/美空ひばり
リンゴ追分/美空ひばり
4つの最後の歌/エリザベート・シュヴァルツコップ
バラの騎士/カルロス・クライバー(1974年ライヴ)
歌に生き、恋に生き(トスカ)/マリア・カラス
歌に生き、恋に生き(トスカ)/レナータ・テバルディ
私のお父さん(ジャンニ・スキッキ)/レナータ・テバルディ
The Thrill Is Good/チェット・ベイカー
Time After Time/チェット・ベイカー
クライ・ミー・ア・リヴァー/ジュリー・ロンドン
I Should Care/ジュリー・ロンドン
Can’t Help Lovin’ Dat Man/ジュリー・ロンドン
Make Love To Me/ジューン・クリスティ
Something Cool/ジューン・クリスティ
Born To Die/ラナ・デル・レイ
Seventeen/Ladytron
Riot In Lagos/坂本龍一
マッドメン/Y.M.O.
シムーン/Y.M.O.
Zombie Land/FLXXX
Blue/ジョニ・ミッチェル
Woodstock/ジョニ・ミッチェル
All Is Full Of Love/ビョーク
Serious/ダフィー
ピープル/バーブラ・ストライサンド
追憶/バーブラ・ストライサンド
Eleanor Rigby/ビートルズ
チェロ協奏曲(エルガー)/ジャクリーヌ・デュ=プレ

Date: 12月 3rd, 2019
Cate: audio wednesday

第107回audio wednesdayのお知らせ(DJ:Mike Nogami)

明日(4日)のaudio wednesdayは、急遽予定変更して、
写真家の野上眞宏(マイク野上)さんにDJをやっていただくことになりました。

昨晩、野上さんたちと会っていて「DJ、やりたいな」という話になり、
こういうことは早めにやったほうがいいと思い、明日やることになりました。

野上さんのDJで進行しますが、あいまあいまに主値になったCDもかけていきます。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 12月 1st, 2019
Cate: audio wednesday

第107回audio wednesdayのお知らせ(バーンスタインによる「第九」)

今年最後のaudio wednesdayは、4日。

使用機材は前回とほぼ同じ。
メリディアンの218は、喫茶茶会記の218ではなく、
11月のaudio wednesdayで鳴らした218を使う。

前回と違うのは、218用の電源コードを新たにもっていくこと。
喫茶茶会記のスペースは、電源コンセントが少ない。

なので、アンプは音を出す部屋にあるコンセントからとっているが、
CDプレーヤーは、奥の部屋のコンセントからとっている。

なので、ここも自作の延長コードを使っている。
CDプレーヤーのMCD350用には、今年7mほどの長いコードを作り、
延長コードを介さずに、奥の部屋のコンセントから直接とるようにした。

218だけが延長コードを介していた。
今回は218用に長いコードを用意して、MCD350と同じで奥の部屋のコンセントから直接とるようにする。

MCD350のときも、このことによる音の変化は大きかった。
218でも同じ傾向の音の変化になるであろう。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 11月 14th, 2019
Cate: audio wednesday

第107回audio wednesdayのお知らせ(バーンスタインによる「第九」)

今年はベルリンの壁が崩壊して30年。
30年前の12月25日に、
バーンスタインがベルリンの壁崩壊を記念しての、ベートーヴェンの第九を振っている。

すぐさまCDになった。
ベルリンの壁のカケラが付属していた限定版も出ていた。

今年9月に、同じジャケットで再発売になった。
CDとDVDがセットになっている。
さらにLPでも発売になっている。

12月4日のaudio wednesdayの最後にかける曲は、
バーンスタインのこの「第九」にしたい。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 11月 7th, 2019
Cate: audio wednesday

第107回audio wednesdayのお知らせ

12月のaudio wednesdayは、4日。
テーマは未定だが、音出しなのは決っている。

メリディアンの218が、喫茶茶会記常備になっているので、
218を積極的に使っての音出しになりそう。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 10月 30th, 2019
Cate: audio wednesday

第106回audio wednesdayのお知らせ(比較試聴)

一週間後の水曜日は、audio wednesdayであるにも関らず、
まだ何をやるか、ほとんど決めていない。

やりたいことは常にいくつかあっても、
それらがやれるとはかぎらないわけで、
いまやれることとなると……、が現実である。

今回はテーマも決めていない状態なので、
何の準備もしていない。

ひとつ考えているのは、メリディアンの218を使っての比較試聴である。
何を比較試聴するのかは書かない。

あまり変らない、と思われるかもしれないし、
比較試聴するモノ自体の違いよりも、音は大きく違って鳴るのかもしれない。

詳細を何を明かさない比較試聴である。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 10月 9th, 2019
Cate: audio wednesday

第106回audio wednesdayのお知らせ

今日、福地さんに用事があって、喫茶茶会記に夕方行った。
先に来ていたお客さんで、バンドネオン奏者の方がいた。

大久保かおりさんという方だ。

大久保さんと福地さんとオーディオの話になった。
audio wednesdayで鳴らしている音に、大久保さんが興味をもたれた。

大久保さんは、以前、深夜、喫茶茶会記のスペースを借りて、
一人で自身の演奏を録音されている、とのこと。

この録音した音源を、11月6日のaudio wednesdayに持ってこれそう、ということになった。
あくまでも、これそう、であって確定ではないが、
同じ空間で録音されたバンドネオンを再生することになるかもしれない。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 10月 3rd, 2019
Cate: audio wednesday

メリディアン 218を聴いた(喫茶茶会記の場合・その1)

昨晩のaudio wednesdayは、「メリディアン 218を再度聴く」がテーマだった。
正確に、喫茶茶会記で218を再度鳴らす、であって、
私自身は、218を聴くのは二度目ではなく、何度か聴いている。

今回はCDプレーヤーとの接続だけでなく、
ノート型パソコン(MacBook Air)との接続も行った。

iPhoneにMeridian IP Controlをインストールして、操作していた。
roonも途中でインストールして、あれこれ楽しんだ。

私にとって、楽しい時間だった。
喫茶茶会記にも218が導入されればいいのに……、
そんなことも思っていたら、店主の福地さんが決心した。

おそらく年内には218が、喫茶茶会記のシステムに加わることだろう。

Date: 10月 3rd, 2019
Cate: audio wednesday

第106回audio wednesdayのお知らせ

11月のaudio wednesdayは、6日。
テーマはなんとなく考えているものの、いまのところ未定。
音出しです。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
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Date: 10月 1st, 2019
Cate: audio wednesday

第105回audio wednesdayのお知らせ(メリディアン 218を再度聴く)

audio wednesdayでは、一枚のディスクを何度もかけることが度々ある。
9月もそうだった。

ちょっとした実験をした。
その音の変化をきちんと聴いてもらうために、
他の箇所は変更したくないから、一枚のディスクを、
トラックをいくつか使ったものの、くり返し鳴らした(聴いてもらった)。

以前も書いているが、
とあるオーディオ店で、何かを変える度にかけるディスクを変えていた。
同じディスクでなければ、変えたことによる音の変化を聴き取ることは無理といえるのに、
なぜ? と思っていたら、
同じディスクを何度もかけると帰ってしまう人が多いからだそうだ。

世の中、変ったなぁ……、と思った。

2日のaudio wednesdayでは、ジャクリーヌ・デュ=プレのエルガーのチェロ協奏曲を鳴らす。
このディスクは、一度きりである。

会の終りにかける。
なので22時45分くらいから、になる。

ジャクリーヌ・デュ=プレのエルガーのチェロ協奏曲で、
10月2日のaudio wednesdayはしめたい。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 9月 28th, 2019
Cate: audio wednesday

第105回audio wednesdayのお知らせ(メリディアン 218を再度聴く)

10月2日のaudio wednesdayは、
「40年前のシステムの鳴らす音」を聴く予定だった。

けれどアナログプレーヤーのテクニクスSL01の回転が、安定としているとはいえない。
45回転は問題ないが、33 1/3回転だと、不安定になることがある。

鳴らせないことはない、とは思うが、微妙だなぁ……、と思っている。
ほかのテーマも考え準備する時間もないから、そのままやろうかな、とも思ったが、
幸なことにメリディアンの218を、再度鳴らすことができるようになった。

別項「トーンコントロール」の(その7)と(その8)で書いているように、
メリディアンの218のトーンコントロール機能に、いま昂奮している。

この昂奮を誰かに伝えたい。
なので、今回は直前になってテーマを変更する。

“Zone controller – Digital Pre Amplifier”としての218の音を聴く。
具体的には喫茶茶会記のアンプ、マッキントッシュのMA7900を、
プリメインアンプとしてではなく、
パワーアンプ入力端子を使ってパワーアンプとして使う。

コントロールアンプとして218を使う。
8月にはワーナーミュージックからもMQA-CDが発売になった。
ジャクリーヌ・デュ=プレのエルガーのチェロ協奏曲も鳴らしてみたい。

場所はいつものとおり四谷三丁目のジャズ喫茶・喫茶茶会記のスペースをお借りして行いますので、
1000円、喫茶茶会記にお支払いいただくことになります。ワンドリンク付きです。

Date: 9月 15th, 2019
Cate: audio wednesday

第105回audio wednesdayのお知らせ(40年前のシステムの鳴らす音)

10月2日のaudio wednesdayでは、
瀬川先生によるKEFのModel 303の組合せを鳴らす。

プリメインアンプはサンスイのAU-D607、
アナログプレーヤーはテクニクスSL01、カートリッジはデンオンのDL103Dという組合せである。
これまでに書いてきているように、ステレオサウンド 56号での組合せが元になっている。

56号での瀬川先生の記事中にはないが、
瀬川先生ならば、
この組合せでのヘッドシェルはオーディオクラフトのAS4PLを使われた、と確信している。

56号(1980年)のころ、まだCDは登場していなかった。
アナログプレーヤー全盛時代だけに、
ヘッドシェルも各社からさまざまなモデルが市場にあった。

AS4PLは、当時4,300円だった。
ヘッドシェルの価格としては、激戦の価格帯にあった。
飛び抜けて高価なわけではなかったし、特に安価なわけでもなかった。

この価格ならば、当時高校生だった私にもなんとか買えた。
瀬川先生が、熊本のオーディオ店で定期的に行われていた試聴会で、
カートリッジをいくつもの持ってこられたことがあった。

その時も、AS4PLだったし、AS4PLをすすめられていた。
なので、他のヘッドシェルには見向きもせず、AS4PLを使っていた。

AS4PLが、今回の組合せで最後になった。
これが意外にも、というか、当然とでもいおうか、
ヤフオク!でみかけても、当時の定価よりも高い。

故障するわけでもないし、落札する側にとっても特にリスクはないわけだから、
値崩れしない理由はわからなくはない。

でも、意外に高いな、と思いながら、落札せずにいた。
とはいえ、10月に鳴らすことが決ったわけだから、なんとかしなければならない。

現行製品のヘッドシェルも見渡したけれど、
やっぱりオーディオクラフトの、AS4PL以降のヘッドシェルにしたい、という気持は、
弱まるどころか、むしろ強くなっていく。

結局、AS12Kを、当時の価格とほぼ同じで落札した。