ALTEC A4(その6)
4月17日の2時ごろにアルテックのA4から鳴ってきた音を聴いて、その場を離れたのが2時15分くらい。
帰宅して、もう一度アルテックのA4の前に立ったのが、11時くらい。
約九時間ほど、小音量で鳴らされていた。部屋に入った瞬間に、きちんと鳴っていると感じた。
寸前までいくつか考えていた。未明の音のままだったら、あのあたりを見直してみるか、それともネットワークは並列型に戻すか──と考えていた。
どれもやらずに済みそうな音で鳴っているので、時間が足りずにやっていなかったことをやる。音は良くなっていく。
A4に縦に長いスピーカーだから、ウーファーと中高域のドライバーとが、かなり離れている。
A4のエンクロージュアはキャスター付きだから、外形寸法の高さにキャスターの分が加わるため、
A4の天板には手を伸ばしても、わずかだが届かない。そういう大きさのスピーカーだから、どうしてもスピーカーケーブルが長くなる。
喫茶茶会記でもアルテックを鳴らしていた。途中から並列型から直列型ネットワークに変更した。好結果が得られたけれど、今回の大きさは違すぎる。
ここまで大型のスピーカーでも直列型ネットワークのメリットが活きてくるのか。その不安があって、未明の音を聴いた直後は、もしかして、と思ったわけだ。
同時に、鳴ったばかりの音で即断してはダメ、とも思っていた。
別項「ケーブルはいつごろから、なぜ太くなっていったのか(その23)」で書いている細いケーブルを、今回全面的に使っている。
本当に細いケーブルだ。A4の裏側を見なければ、誰もそんなに細いケーブルだとは思わないはず、と断言できるほど豊かな音が鳴っている。
そして、はったりのない音でもある。