Bösendorfer VC7というスピーカー(その10)
TAD(Technical Audio Devices)のウーファーに関しては、TL1601aとTL1601bは現行製品なのに、
最後に登場した、鋳鉄フレームのTL1601cだけが製造中止になっている。
ところで、TADの呼び方だが、私を含めてほとんどの方が、おそらく〝タッド〟だろう。
1983年ごろ、TADのスピーカーユニットが登場したときから、タッドと呼んでいた。
パイオニアの方も、そう呼んでいたと記憶している。
けれど、先週末の秋葉原で開催された音展でのTADのブースでは、
スタッフの方たちは〝ティエーディ〟と発音されていた。
JBLがジェイビーエルだし、KEFがケーイーエフだから、たしかにTADがティエーディでも不思議ではない。
以前はタッドでよかったのかもしれない。
どこかでティエーディに変ったのかもしれないし、実は最初からティエーディで、
勝手にタッドだと思い込んでいただけかもしれないが、
少なくとも現在の正しい呼び方は、ティエーディ、である。