Date: 5月 3rd, 2012
Cate: 岩崎千明
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岩崎千明氏のこと(2012年5月2日)

昨夜(5月2日)は毎月第一水曜日に行っているaudio sharing例会であり、
テーマは「岩崎千明氏について語る」であり、
ここで何度かお知らせしたように岩崎先生の娘(綾さん)さんと息子さん(宰守さん)が来てくださった。

夜7時開始で、3時間ちょっと夜10時すぎまで話が尽きることはなかった。
昨夜の例会での3時間、その後、帰り道が途中まで同じということもあって、さらに2時間弱、
ずっと話をしていた。

ほぼ5時間の会話によって、「やっぱりそうだったのか」「えっ、そうだったのか」と思うことがいくつもあった。
昨夜のことは、これから先このブログのあちこちに書いていく。

岩崎綾さんは私が降りる駅の数駅前で下車された。
それからの10数分間、ひとり、電車のなかで思っていたことがある。

ステレオサウンドで働いていたときは、
こうやって岩崎先生のご家族の会う日がくるなんてまったく想像できなかった。
岩崎先生だけではない、瀬川先生のご家族と会うことも思いもよらなかった。

それが、昨夜、初対面にも関わらず、ずっと話が続いていく──

岩崎綾さんは、私が2000年8月にaudio sharingを公開して数ヶ月後、メールをくださった方だ。
audio sharingを公開したばかりとはいえ、まったく反応はなかったときに、
いつもの同じように、今日もaudio sharing宛のメールは届いていないんだろうな……
と思いながらメールチェックしていた。
その日の嬉しさはいまでもはっきりと憶えている。
メールの件名は「岩崎千明の娘です」だった。

目を疑った。
目を疑う、とはこういうことなのか、と思い、もう一度件名を確認した。

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