Date: 7月 29th, 2009
Cate: the Reviewの入力
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the Review (in the past) を入力していて……(その16)

プロトタイプのステイシス1に使われた言葉を、井上先生は、SUMOのThe Goldにも使われている。

ステレオサウンド 55号の新製品紹介の記事で、The Goldの音は、一定の姿形を持っていないため、
あらゆるいい言葉があてはまり、つまり言葉で表現しにくい、とことわられている。
さらに以前紹介したステイシス1とよく似た印象である、とも。

この記事を読んだとき、まだThe Goldの音は、当然だが、聴いていなかった。
それに、800A以来、ずっとスレッショルドのアンプには注目してきていただけに、
この、少しばかりガサツなところが感じられるアンプが、
洗練された印象のスレッショルドのステイシス1と似ている、ということは少なからずショックだった。

それにステイシス1はモノーラル構成で、規模も大きい。
価格もThe Goldの2倍以上なのに……、とも思っていた。

しかも井上先生は、ステイシス1よりも、The Goldのほうが反応が速く、より変化自在である、とも語られている。

つまりステイシス1よりも優れている、ということに、すこしThe Goldが憎く思えてきたものだ。
結局、のちに、そのThe Goldに惚れこんで購入するのだけれど……。

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