瀬川冬樹氏のこと(45真空管アンプ・その3)
小型出力管の45を、パワーアンプではなくラインアンプに使おうと考えて書いたのが(その1)なのだが、そこから五年、ようやく動き出した。
信号系のトランスは手持ちがある。抵抗やコンデンサーも、必要とする数が少ないので、すぐに揃う。
回路もすでに決めている──、にも関わらずそのままになっていたのは、真空管のソケット。
それも45用のUXソケットで、これだというモノがなかなか見つからなかったことが、一番の理由。
別項でも書いているように、いまでも新品のUXソケットは作られている。それらを使えば済むことなのに、なんとなく使いたくない、少なくとも45用のソケットとしては使いたくない気持があった。
ないものはしかたないのだから──、と考えもした。でも、この45アンプは、コントロールアンプとパワーアンプ間に挿れて使う。
つまり、なくても音は出せるわけで、そういうモノをあえて作って、45という直熱三極管の音を加えようというだけに、じっくり時間をかけて、使いたい部品(ソケット)が手に入ったら、そこからスタートしよう、と。
時々ヤフオク!やeBayで検索していた。日課としていたわけではないから、たまたまでいいモノが出品されているかどうか。いままでは、そう、うまいこといかなかった。
本当に、新品で、これならばと思えるUXソケットは少なくなっている。
やっとヤフオク!で見つけて、昨日落札した。