Date: 5月 12th, 2011
Cate: 「本」
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オーディオの「本」(その12)

いまは黒田先生の「聴こえるものの彼方へ」の電子書籍の作業を行っている。
岩崎先生の「オーディオ彷徨」も、3月に公開している。
瀬川先生の「本」に関しても、11月と1月に公開していて、いまは最終版となるものにとりくんでいる。
それにaudio sharingというサイトをはじめて10年以上経つから、
いわゆる「紙の本」よりも、ネットや電子書籍、
つまり「紙の本」については、古いもの、と見做している、と思われるかもしれないが、
必ずしもそうではない。

新しい世界と出合うためのものとしては、書店に置かれている本(つまり「紙の本」)の役割は、
新しい世界と出合おうとしている者の年齢が若ければ、つまり知っている世界が狭い者にとっては、
インターネットよりも電子書籍よりも、重要の度合が高くなっていく。

私の田舎は、私がいたころよりも書店の数が減っているらしい。
となると、当時よりも出版点数が増えているいまでは、
オーディオ雑誌はどう取り扱われているのだろうか、と思う。

東京では寂しい気持になることが少しずつ増えてきているけれど、
これが、東京の書店だから、ならばまだいい。
東京の書店において、これである、となると……。

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