Date: 1月 2nd, 2023
Cate: 音の良さ
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完璧な音(その6)

ソーシャルメディアに、ときどきスタインウェイの広告が表示される。
スタインウェイの自動演奏ピアノSPIRIOである。

SPIRIOは、スタインウェイの自動演奏ピアノだから、
きちんと調律、調整がなされていれば、
いつ聴いても、どこで聴いてもスタインウェイのピアノの音が聴けるわけだ。

SPIRIOでの自動演奏を聴いて、これはベーゼンドルファーのピアノだ、とか、
ヤマハのピアノだ、という人はいないはずだ。

SPIRIOは、その意味では完璧な音に近い、といえる。
SPIRIOには、音源も用意されている。

SPIRIOのページには、
《クラシック、ポップス、ジャズ、映画音楽など様々なジャンルの楽曲が収録されているこのSPIRIOでは、ビル・エヴァンスやガーシュウィン、ユジャ・ワンやホロヴィッツなどの著名アーティストが、まるで目の前で生演奏しているかのように、お楽しみいただくことができます。》
とある。

これがどのレベルの再現なのか、
SPIRIOを聴いたことがないのでなんともいえないのだが、かなりのレベルに達しているとは思う。
そうであれば、SPIRIOはスタインウェイによる演奏の再現においても、完璧な音といえるのか。

考えたいのはここである。

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