Date: 7月 28th, 2022
Cate: 単純(simple)
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シンプルであるために(iPhoneとミニマルなシステム・その5)

別項「D/Dコンバーターという存在(その14)」で、
二年前にも書いているように、
Amarra PlayのMQA対応は完全な、とはいえないところを残している。

二年前に、Amarra Playを使ってiPhoneとメリディアンの218でのMQA再生を試した。
Amarra PlayはMQAのコアデコードをパスすることができる。
フルデコードのD/Aコンバーターと接続するためである。

設定項目にあるPassthrough MQAをONにしてみると、MQA再生が非常に不安定だった。
218のMQAを示すLEDが、なぜか点灯ではなく点滅する。
IP Controlで確認しても、MQA、PCMの表示が一秒足らずの周期で変る、という具合にだ。

今回、LotooのPAW S1と接続した時も、もちろんPassthrough MQAをONにした。
PAW S1の表示には、コアデコードのみの再生と表示される。
フルデコードされていない(MQAと表示されない)。

PAW S1のファームウェアのヴァージョンも確認した。
最新ヴァージョンの一つ前だった。
症状がおさまるとは思えなかったが、念のためファームウェアを最新にする。
予想どおりに症状は同じである。

mconnect Player、HF PlayerではMQAのフルデコードができる。
Amarra Playは、どうやってもできない。

なので、いまのところmconnect Player+PAW S1の組合せが、
夜遅くなってからのTIDALサーフィンの供になっている。

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