続・audio identity (designing)を終りにする理由
小林秀雄が、中原中也のことを書いている。
《彼はどこにも逃げない、理智にも、心理にも、感覚にも。》
どこにも逃げない、理智にも、心理にも、感覚にも。
そうなのだ、来年はじめる新しいブログでは、そうありたい。
どこにも逃げない、理智にも、心理にも、感覚にも。
オーディオについて書くのは難しいようでいて、
逃げ道が、そこらにある、と感じている。
理智に逃げる、
心理に逃げる、
感覚に逃げる。
逃げられるからこそ書いてこれた、とも言えるのだから、
どこにも逃げずに書いていくというのは、しんどいだろうなぁ、とは思っている。