日本の音、日本のオーディオ(その33・番外)
ロケットニュース24というサイトがある。
ニュースとついているからニュース系のサイトといえばそうなのだが、
ロケットニュース24のサイトには、
《あまり新しくないことを早く伝えたい、という気持ちだけは負けていないネットメディア》
とある。
さらに《くだらなくて、おもしろい出来事などを、8割くらいの智からでお届けします》
ともある。
このロケットニュース24が数日前に、
『【ガチ】無印良品の「レトルトカレー」全53種類をすべて混ぜたらこうなった』
という記事を公開している。
タイトルどおりの内容の記事である。
結果は、つまりその味は、というと、想像以上に美味しい、とのこと。
ロケットニュースは、以前、市販カレールー43種類をすべて混ぜた記事も公開している。
カレールーを一つではなく、二つほど混ぜて使う人はけっこういると思う。
一つのカレールーよりもたいていの場合、二つのカレールーを混ぜた方がおいしく仕上がる。
なのでレトルトカレーも混ぜたほうがいい結果がえられやすいとは思っていたが、
53種類というさまざなカレーを混ぜても、何の工夫もそこには要らずに美味しくなる、ということは、
なかなか興味深いことである。
この項の(その32)と(その33)で、イソダケーブルのことを取り上げている。
イソダケーブルとは、何種類かの金属線を一纏めにした構成のケーブルである。
私が聴いたのは1980年代半ばのころで、
その時のステレオサウンドの試聴室で、JBLの4344で聴いた限りでは、
芳しい結果は得られなかった。
けれど考え方としては面白い、といまでも思っている。
数種類程度ではなく、ロケットニュース24のカレーの記事のように、
もっとさらに徹底していたら、どうなっていただろうか。